水草とCO2 のご関係 を考える -(3)
昨日までの二日間で 二人は切っても切れない深い中にあることが判りました。
しかし だから どうなのよ? 水のなにを測ればよいのよ? って気持ち ・・・
もうすこし 追いつめます。 ・・・やっぱり 昔の人に聞いてみますか?
今度はカルビンおじさんより もっと もっと 古いセネビエおじさんのご登場です。 今から200年以上もいにしえですので 「言い伝え」ですが ・・・・・・・
水草は煮沸した水の中では 酸素を発生しない。・・・つまり光合成をしない。
私が生まれるよりもずっと前に(あたりまえか?)こんな事を考えていたんだ!! 感激 あんたはえらい!!!
またその追試をしてくれている 先生もいらっしゃいますよ。森田保久先生です。
水草ペットボトルを使った光合成試験です。
実験
1. オオカナダモ(20g)を入れた ペットボトル(500ml)を4本用意する。
2. 4本に それぞれの水を入れる。
(1) 通常の水
(2) 通常の水 + 25% KHCO3 1 ml
(3) 煮沸した水
(4) 煮沸した水+25% KHCO3 1 ml
3. 1日中 日光にさらす。
4. 気泡が発生するようすを観察する。
煮沸した水では 酸素は発生しません。
・・・・セネビエおじさんと 同じ結果とあいなりました。
(4) の結果は意味深 ・・・ ですね
結論です。 光合成に使われるCO2とは ・・・煮沸すればなくなるCO2 ・・・ つまるところ 水に溶けている炭酸ガス です。
いよいよ 大詰めか?
引用:森田保久先生の実験
・・・・・・