水草に炭酸ガスの添加は必要ですか? その1

  新シリーズのスタートです。

暴言的な ・・・ タイトルですが、まじめに検証したいと思います。

遊離炭酸の測定にチャレンジした「CO2モニタのお試し実験」の続編になります。


こんな 無謀なことを思いついたのは・・・・・ 中学生の このテキストでした。

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 植物の一日は  ~ ~ ~  昼・・・・光合成炭酸ガスを吸う) 

                      夜・・・ 呼 吸 (炭酸ガスを出す)   ですよね。


 夜に炭酸ガスを出しているんだったら  昼は添加しなくっても いいんじゃん?

          ~ ~ ~ Oh !  Yes ,  I 'm   Nature Aqualist


 実験は こんな条件で ・・・ はじめます。

      水 槽    : 水草ビッシリ 60cm

      炭酸ガス :  強制添加なし

      照 明    : 70W 点灯 11:00 - 19:00

      エアーレーション   : 夜間 22:00 - 5:00

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まずは ・・・

    遊離(溶存)炭酸量 と 水槽水のpH は どんな関係にあるのか?


測定は ・・・

     あさ 7:00  水草は夜の呼吸が終わり、光合成をはじめる時刻です。

   水のpH と 自作 CO2モニタで遊離炭酸量 を同時測定します。


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 水槽水のpH と 遊離炭酸量 は リンクして 同じように変化しています。

     ・・・・・・・ 水草さぁーん  それにしても 夜の生活 乱れていませんか?

      

遊離炭酸量 と 水槽水のpH の相関性は ?

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 つまり ・・・ 

   「 夜の呼吸で 出した炭酸ガスが 水のpHを決める 」 ということですか


 それでは ・・・・

   この炭酸ガスが ・・・ 昼の光合成に どれくらい 消費されるのでしょうか?


                                  つづく         

  ・・・・・・・