水草とCO2のご関係 を考える  -(2)

水槽中の炭酸ガスの量をなにでモニターすれば良いか? 

まずは 敵を知らねばと  光合成の基本は  っと   ・・・ 今日はその2。


昨日 紹介したカルビンおじさんは なんと1961年にノーベル化学賞を受けたDr.です。  光合成の分野では「カルビン回路」としてあまりにも有名のようです。

ちっとも知らなくって ・・・・ たいへん失礼しました。


カルビン回路とは?

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Dr.カルビンに敬意を表して もう少し詳しくご紹介しましょう。


カルビン回路で暗反応とも呼ばれる過程

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・・ 1. D-リブロース1,5-ビスリン酸(1) が 酵素の作用により、エンジオール型中間体(2) となる。 (反応A)

・・2. 酵素 RubisCOにCO2が結合し、触媒として活性型となる。 (後述)

・・3. この中間体(2) にCO2が付加し(反応B)、3-オキソ中間体 (3) となる。

   ここで水槽に添加しているCO2が消費される。

・・4. (3)が加水分解され2分子のホスホグリセリン酸(4,5)ができる。

・・5. (4)が CO2 由来の炭素原子を有する。


 水槽に添加しているCO2ガスは このように使われています。

見てきたように書いていますが、これがカルビンおじさん提唱のカルビン・サイクルです。        ・・・・・ これ ホント!!!


   引用 :カルビン・サイクル ほか


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