水草に炭酸ガスの添加は必要ですか? その3

 水草は 夜に多くの炭酸ガスを吐きだしていることが確認できました。
この吐きだし量が 昼の光合成で消費する炭酸ガス量を賄えるか ・・・・
                             〜〜〜〜〜〜 これが問題です。


今回は この炭酸ガスの出入りのバランスを評価してみます 。。。。。。。

まずは 水のpH測定からの検証です。 
 
  吐き出し量 〜〜 [前夜 19:00から今朝 7:00までのpH変化量」 
        vs
       消費量 〜〜  [今朝 7:00 から今夕19:00 までのpH変化量] 
 
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            ブルー;夜間の吐き出し量   オレンジ;昼の消費量 


 どちらも 日間でのバラツキは大きいですが ・・・・・・・

       夜間 吐き出し量の平均値 ; +0.38 
        昼間 消費量 の 平均値   ; −0.38
                      対数のpHを差し引きには問題がありますが・・・ 


      おみごと ♪ 炭酸ガスの出入り、収支は ゼロ !!!!
           
     

 同様に 遊離炭酸量の出入りは このように ・・・ あいなりました。
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           ブルー;夜間の吐き出し量   オレンジ;昼の消費量 


      夜間 吐き出し量の平均値 ; +0.23 
       昼間 消費量 の 平均値   ; −0.25


    ♪♪♪♪♪  これも 素晴らしい 結果です。



  炭酸ガスが自給できる !!! 
     これぞ ネイチャー・アクアリウム ・・・ 
                        に期待 ! できますか?
 
  これからの ”課題” は なんでしょう ???
     

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