新 なぜ水槽のpHは 水草なしでも変わる?−その9  エピローグ

このシリーズも いよいよ エピローグ ・・・・・ です。
エピローグ?  えっ  エピローグ って ・・・ 
                  今までの内容では まだ まだプロローグ じゃない?

いいんです!
  もともと このシリーズは ・・・「解のない旅」・・・ で出発したんですから ・・・


それでは ・・・
   酸性の水は 水草も無いのに なぜ照明で アルカリ側にシフトするのか?
 
実験結果のダイジェスト
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それでは  結論です。
 アルカリ・シフトの現象は ・・・ 
    水草があり、熱帯魚が泳いでいるアクアリウムの水だから・・・ではなく、  
    酸性の水 つまり  H+が過剰に存在する水なら どんな水でも起こる現象と
    考えます。
   
 ・・・・  なんと なんと  そんな 大胆な ・・・・

          でも 今までの結果からは ・・・・ そう 考えるしかないんです。


アルカリ側にシフトするんですから ・・・ つまり H+ が減るか、OH- が増えるか ・・・ ですよね。
  たとえば 蛍光灯の光エネルギーで 水中に電子(e-)が発生し、プロトン(H+)
  と反応し 水素ができるとか ・・・
          H+ + e- → H → H2 (水素)
 
  はたまた 水中でイオン化していた H+ のカウンター・アニオン(陰イオン)が 
  照明の光で プロトンとの再結合が促進されるかか・・・・・・・
          H+ + X- → H X



なんの根拠もない・・・ジャスト・アイデア モデル図
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 ・・・・・  ちょうど  こんなふうな  光触媒のような ・・・・   こんな ことって  ないかな?

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 みなさんの ご意見、 ご批判、 はたまた ご賛同(・・・これなないか) をお待ちしております。



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